万燈まつりの名前の由来
この名の由来は、市内の社寺で行われていたお祭りなどに、家内安全や健康を祈願しその門々に「万燈」(花笠・提灯等)を飾る風習があったことからつけられた名前です。ここには、伝統文化を大切にする心、それに‘市民の足元を照らす明かり’‘未来を照らす明かり’であり続けたいという「まつり」への期待と願いが込められています。また文字どおり「万燈」は、‘たくさんの明かり’を意味しています。多くの人が明かりをもって集まるところには、新しいふれあいと賑わいが始まるという考えのもと、この名がつけられました。
万燈まつりができたきっかけ
入間市は、第二次世界大戦後の町村合併により武蔵町となり、昭和41年に町制から市制へ移行して誕生した市で、市として一体感のあるイベントなどがありませんでした。旧町、旧村の人たちが参加できるまつりを各々行っていました。入間万燈まつりは、入間市内のいろいろな地域のおまつりを一堂に会し、「一年に一度は市民全員が集まろう」という発想でできたおまつりです。
入間市の特徴でもある、新しい住民と、昔から住んでいる住民との交流や、新しい文化と、昔ながらの伝統的な文化の融合を図っています。市民や企業や市役所が一体となって取り組む協働によるまちづくりにもつながります。
万燈まつりの効果
元気で行動力のある市民がたくさんいる、活気ある入間市のPRになります。経済的な利益(買い物、鉄道)、万燈まつりを楽しみにしてくれている人が多く、入間市というと何?の質問に対し「茶・万燈まつり・・」と続きます。
また毎年募集される市民スタッフ(ボランティア)に数多くの市民の皆様が参加し、行政と一体となって作り上げるこのお祭りは入間市の協働のシンボルとも言えます。